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会長挨拶
第12回筋ジストロフィー医療研究会学術集会
会長 中村 昭則
独立行政法人 国立病院機構 まつもと医療センター
特任副院長・臨床研究部長

この度、第12回筋ジストロフィー医療研究会学術集会を2025年10月24日(金)、25日(土)の2日間、松本市中心部あるMウイング(松本市中央公民館)において開催させていただくことになりました。筋ジストロフィー医療研究会は、「筋ジストロフィー医療に関わる課題を広く研究・教育し、医療の質の向上を図ること」を目的に2014年に設立されました。毎年、各地で学術集会を開催し、今回も医師・看護師をはじめ多くの保健医療福祉に従事されている方250名の参加を見込んでいます。
従来、治療法がなかった遺伝性筋疾患に対する基礎研究および臨床研究の発展により新規治療法の開発が進み、これまでに確立された標準的医療と組み合わせることで相乗効果が期待できることから全国への普及が課題になっています。本研究会はこの課題に十二分に貢献できるものと考えています。
第12回筋ジストロフィー医療研究会学術集会は、「筋ジストロフィーとチーム医療」をテーマとして掲げました。筋ジストロフィーをはじめとする筋疾患に対する標準的医療や新規治療の普及ならびに移行医療の推進には、医療機関や多職種によるチーム医療が極めて重要と考えられたからです。
本研究会は、医療機関および多職種の活発な交流の場となっているのみならず、製薬企業、医療機器開発企業、行政関係者との連携を提供する機会にもなっていますので、本学術集会が筋疾患研究領域の更なる発展に寄与することを期待しています。